【焼き付け塗装と自然乾燥の違いとは?】

〜高品質・短納期の理由を解説〜

「焼き付け塗装」という言葉、聞いたことはありますか?
実は、建築や工業分野ではとても一般的な塗装方法ですが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。
今回は、「焼き付け塗装」と「自然乾燥塗装」の違いをわかりやすくご紹介します。


🔥 焼き付け塗装とは?

焼き付け塗装とは、塗装後に高温で加熱し、塗膜(とまく)を硬化させる塗装方法です。
一般的には 150〜200℃程度の熱を一定時間加えることで、塗料中の樹脂が化学反応を起こし、硬く・密着力の高い塗膜が形成されます。

焼き付け塗装の主な特長

  • 密着性が高く剥がれにくい
  • 表面が滑らかで美しい
  • 乾燥が早く、短納期対応が可能
  • 耐候性・耐薬品性に優れる

金属製品や機械フレーム、カーテンウォールなど、高い耐久性と美観が求められる製品に最適な塗装方法です。


🌬 自然乾燥塗装とは?

一方、自然乾燥塗装は、加熱せず常温で乾燥させる方法です。
扱いやすく、熱に弱い素材(プラスチックや樹脂部品など)にも対応できます。

自然乾燥塗装の特長

  • 熱に弱い素材にも対応可能
  • 設備コストが抑えられる

ただし、乾燥に時間がかかり、塗膜の硬度や耐久性は焼き付け塗装に劣る場合があります。



🏭 KISHIMANの焼き付け塗装体制

KISHIMANでは、長さ7m、幅2.9mまでの製品を焼き付け処理できる専用設備を保有しています。
大型ブース・専用治具・温度管理システムを組み合わせることで、均一で高品質な塗膜を実現。

また、自然乾燥との使い分けにも対応しており、
製品の素材・形状・納期に応じて最適な塗装方法を選定します。


💬目的に合わせた“最適な塗装”を

焼き付け塗装は、耐久性・仕上がり・スピードに優れた高品質な塗装方法です。
一方、自然乾燥塗装は、素材や現場の条件に柔軟に対応できる汎用性があります。

KISHIMANでは、両方の特性を理解し、製品に最適な塗装方法をご提案しています。
塗装の種類に迷ったら、まずは一度ご相談ください。


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「製品の用途に合った塗装を選びたい」「短納期で高品質な仕上がりを求めたい」
そんなお悩みを、KISHIMANが解決します。